【あなたの番です】第8話6月2日(日)放送分の考察
ストーリー
倉庫のエレベーターから落下した細川朝男(野間口徹)は死亡、久住譲(袴田吉彦)は意識不明の重体となっていた。
菜奈(原田知世)は朝男の死亡事件について、刑事の神谷将人(浅香航大)と水城洋司(皆川猿時)から取調べを受ける。何者かが朝男の殺意依頼をネットに書き込み、その疑いが菜奈にかけられたのだ。
菜奈はネットへの書き込みはしていないし、朝男を殺してもいないと話す。
捜査の結果、新事実が発覚する。
ネットへの書き込みをした端末を調べると、ある女性のスマホに行き着き事情を聞いた所、全く知らない男性に懇願されて少しの間使用させたと言う。
その男の特徴は、最近殺されたとテレビに出ていた袴田吉彦に似ていたと言っていた。
警察はネットへの書き込みは久住の仕業であると断定し、菜奈を取調べから釈放した。
神谷は釈放された菜奈を呼び止め、交換殺人ゲームのことに関して、ある事情があり捜査をしているのは自分ひとりだという。
驚いた菜奈は、警察全体で捜査をしていれば、浮田や朝男が殺されることはなかったのではないかと詰め寄り、他の刑事に相談するとその場を去ろうとする。
神谷は菜奈を引き止め、ゲームにはマンションの住人で刑事である榎本正志(阪田マサノブ)が絡んでいるかもしれないので大っぴらに捜査できないでいると事情を話した。
菜奈が取調べを終えマンションに戻ると、引っ越そうとする北川澄香(真飛聖)と、それを止める石崎洋子(三倉佳奈)がもめている場面に出くわす。
自分だけこのマンションから引っ越して逃げるのはずるいと澄香に言い寄る洋子はパニック状態になり、その場にいた菜奈にも「私、殺されるの!この人のせいで!」と菜奈につかみかかる。
そこへ榎本早苗(木村多江)が、マンションの廊下で遊んでいた北川そら(田中レイ)が怪我をしたかもしれないと、抱えながらエレベーターを降りてくる。
そこで騒動しているみんなを見て「みんな、どうしたの?」と心配そうに話しかけているが、神谷刑事から榎本関与の話を聞いている菜奈は、疑心暗鬼の眼差しで早苗を見ていた。
菜奈のために真相を突き止めたい翔太は、103号室の田宮淳一郎(生瀬勝久)を尋ねようとすると、ちょうど田宮と妻の君子(長野里美)が言い争いながら部屋を出てきた。
翔太は田宮にゲームのことで話があると言うと田宮は妻を部屋に返し、そのことに関しては話したくない言いその場を去ろうとする。そんな田宮に対して翔太は体を張って懸命なお願いをする。
すると田宮は一生懸命な翔太の行動に折れて、自分が紙に書いた名前は”こうのたかふみ”で、引いた紙には”ゴミの分別ができない人”と書かれていたと明かす。
翔太は、菜奈、早苗、黒島紗和(西野七瀬)を集めて、自分が考えた推理を語る。
交換殺人ゲームに参加した人が紙に書いた名前と引いた紙に書かれていた名前をボードに整理してみる。
翔太は、ゲームの参加者の中で実際に亡くなっている管理人さんと浮田さんの名前を書いたのは、尾野さんと管理人さんのどちらかが名前を書いたと思われるが、管理人が”管理人さん”と書くとは思えないので、管理人さんは”浮田”と書き、尾野さんは”管理人さん”と書いたと推測する。
ゲーム参加者 | 書いた紙 | 引いた紙 |
502号室 赤池美里 | 赤池幸子 | ? |
402号室 榎本早苗 | 初恋の人 | 電車の席を譲らない人 |
403号室 藤井淳史 | 山際祐太郎 | タナカマサオ |
301号室 尾野幹葉 | 管理人さん? | ? |
302号室 手塚菜奈 | 細川朝男 | こうのたかふみ |
304号室 北川澄香 | 児嶋佳世 | 白紙 |
201号室 浮田啓輔 | 赤池美里 | 赤池幸子 |
202号室 黒島紗和 | 早川教授 | 織田信長 |
203号室 シンイー | タナカマサオ | 赤池美里? |
101号室 久住譲 | 袴田吉彦 | 細川朝男 |
103号室 田宮淳一郎 | こうのたかふみ | ゴミの分別ができない人 |
104号室 石崎洋子 | 石崎洋子 | 吉村 |
管理人 床嶋比呂志 | 浮田? | ? |
また、それぞれの引いた紙を見てみると、実在する氏名が書かれていない紙を引いた人が4人いる。
田宮 |ゴミの分別ができない人
黒島 |織田信長
北川 |白紙
早苗 |電車の席を譲らない人
その人達は嘘をついている可能性があると翔太は話す。そしてその4人の中のひとりは本当は浮田と書かれた紙を引いていて、浮田を殺した犯人ではないかと推測する。
翔太の言ったことに対して菜奈は、ここにいる黒島と早苗を疑うのは良くないし、そもそも推測だから間違っている可能性もあると翔太をなだめる。
なだめられながらも翔太は、書かれた紙と引かれた紙の内容が合わないのは、何故かおかしいと感じてしまう。
翔太と菜奈は、田宮が紙に書いた”こうのたかふみ”に会いに来ていた。勤め先の銀行は田宮の妻の君子(長野里美)に聞いていた。
2人は甲野が表に出てくるのを待ち構え、出てきた所で声を掛けると一笑される。
田宮から、殺されるとか夜道に気をつけろとか、挙げ句に護身術の本まで渡されて迷惑しているという。
甲野は田宮のことを反面教師にしていて、真面目で正直で一生懸命なのはいいが業績は人並みなのはコスパが悪すぎると見ていた。
そこへ更に翔太や菜奈が言い寄ってくるので、そんなことに自分を巻き込まないでくださいと言い人通りに出ていった。
翔太は、自分の口から気をつけてくださいと言わないといけないと思い、人混みの中で甲野の後を追う。
ようやく追いついた翔太は、話をよく聞いてくださいと振り向かせた途端、甲野は本当に襲ってんじゃねーよと言いながら、口から血を吹き出し倒れて死んでしまった。
おわり
まこきちの考察
1.浮田啓輔
浮田の身辺が警察によって明らかになりました。
浮田は暴力団関係者だが、ほとんど機能していないところに所属していた。
農産物や果物などを盗んできては横流しをして生計をたてていた。
家賃は滞納気味だった。
なので、浮田は赤池夫妻が殺された日のアリバイはあるが、みんなに話せないでいたのは、その日は農産物を盗みに行っていたということになります。
2.書いた紙と引いた紙
書いた紙と引いた紙の内容が合わないのは、やっぱり変。
書いたのも引いたのも嘘をついてるっぽい榎本早苗は夫と何か企んでる感じですね~w

榎本夫妻に関しては次週進展が期待できそうw
3.甲野貴文の死
いきなり血を吐いて死んでしまった河野貴文。
毒を盛られたか?
人混みでぶつかった際に注射されたか?
翔太と菜奈の前から立ち去る河野貴文は、しきりに首の後ろの方を気にしていました。
誰かに「がんばれよ」と肩の辺りを叩かれた際に、毒針を刺されたかも。

毒を調達できるのは誰だ?ww
翔太と菜奈が銀行の前で話をしていた時に、田宮が銀行から出て行くのが見えたので田宮も怪しい。
自分で紙に書いて自分で殺っちゃうパターンw
田宮は「自分には時間がないんです」と、言ってるしねw
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