『民泊WiFi』とは、民泊を運用するホストが、民泊を利用するゲストにモバイルWiFiを貸し出す、レンタルサービスのことをいいます。
「契約期間の縛りが無い」のが特徴で、しかも短期間で借りることができるので、ゲストが外国人観光客の場合はかなり好評なサービスになります。
通常のモバイルWiFi機を民泊用に契約することもできるのですが、ゲストとのやり取りを民泊ホストから開放するために提供している会社もあります。
そこで、おすすめの民泊WiFiを紹介します。
モバイルWiFiルーターを縛りなしで活用できる【民泊WiFi】
モバイルWiFiルーターとは
モバイルWiFiルーターとは、スマホと同じくらいのサイズや重さで、パソコンやタブレット、スマートフォンなどWiFi機能を備えたWiFiルーターです。
ポケットWiFi(ワイモバイル)やWiMAXなどの通信業者のネットワークを利用し、外出先でインターネット接続を可能にする携帯型のWiFi端末機です。
通常のモバイルWiFiルーターの利用料金を考えると、2年・3年の縛りが付いていたり、通信量の上限が設けられたり、さらに容易に乗り換えができないのがネックでした。
民泊ホストとゲストの関係
そんな中、最近、契約期間の縛りがなく、さらに通信量が月間無制限のレンタルサービス『民泊WiFi』が評判になっています。
民泊ホストがモバイルWiFi提供会社を利用することにより、モバイル端末の利用者は提供会社のサポートを受けることになり、ホストは端末利用者のサポートから軽減が図れます。
多くの観光客がスマートフォンを所持しているので、民泊ホストは宿泊に来ていただいたゲストに快適なインターネット環境を利用していただくために『民泊WiFi』のサービスが必要になってきます。
民泊を運営しているのであれば、快適なインターネット環境をゲストに提供するのは必須事項となります。
日本にやってきた外国人ゲストは、そのモバイルWiFi機を観光地に持ち歩くことが出来るので、マップや検索など自由にそしてストレスなく使うことができます。
それが結果として、ゲストの高評価レビューに繋がり、新たな予約を生むという形で『民泊WiFi』は活用されています。
なぜモバイルWiFiがいいのか?
モバイルWiFiのいいところは、利用者が民泊施設内と外出先での設定の切り替えが必要なく使用できるところです。
民泊の施設の中で「フリーWiFi」を設けているところがありますが、ゲストがそのまま外出して観光地へ行ったとしても、WiFiは利用することができません。
そこでゲストがモバイルWiFiを利用していたとしたら、施設内と外出先での両方で、何の設定もなくWiFiを利用することができるのです。
さらに月間での通信制限がないのでゲストは安心して利用することができ、もしクレームがあったとしても『民泊WiFi』会社が多言語でサポートしてくれるので、ホストの負担は軽減されます。
個人契約でもお得!
これは個人で契約する場合も同じで、月額料金を安く契約期間の縛りなしで利用できます。
これまでは、契約してみたものの、月額料金や通信エリア回線速度などで不満があるけども、2~3年の縛りが有るので、なかなか他社へ切り替えることができなかったのが事実だと思います。
だけどこの『民泊WiFi』は、月額料金が安く設定されているのにも関わらず、さらに「縛りが無い」というのが特徴なので、個人でも縛りを気にすることなく気軽に契約することができます。(※最低1ヶ月の利用は必要です。)
主な料金比較
各社、月額など割引キャンペーンを行っている場合があるので、公式サイトでの確認をしてください。
SPACE Wi-Fi | 縛りなしWiFi | famifi | |
---|---|---|---|
月額料金 | 3,680円 | 3,300円 | 3,980円 |
契約期間縛り | なし | なし | なし |
契約事務手数料 | 0円 | 1,000円 | 3,000円 |
解約事務手数料 | 0円 | 0円 | 5,000円 |
端末代金 | 0円 | 0円 | 0円 |
初回配送料 | 0円 | 0円 | 1,000円 |
端末補償料金 | 500円/月 契約時のみ加入可能 | 500円/月 契約時のみ加入可能 | 500円/月 契約時加入必須 |
下り最大通信速度 | 440Mbps | 440Mbps | 440Mbps~ |
多言語サポート | あり | – | あり |
お支払い方法 | クレジットカード 口座振替 | クレジットカード | クレジットカード |
1年の支払い総額 | 44,160円 | 39,600円 | 47,760円 |
※税抜価格
民泊WiFi各社の主な特徴
SPACE Wi-Fi
最安値保証と縛りなしのモバイルWi-Fi SPACE Wi-Fi
縛りなしWiFi
縛りなしWiFi 3,300円 縛っちゃうプラン 2,800円も好評!
famifi
民泊運営代行シェアNo.1の familiar link が提供するfamifi
モバイルWiFiのメリットとデメリット
メリット
・月額料金
固定回線は月額料金が約4,000円~6,000円位かかりますが、モバイルWiFiの月額料金は約2,500円~5,000円程度で利用できます。
・利用可能場所
モバイルWi-Fiはポケットサイズなので持ち運びが容易にできて、場所を選ばず外でもインターネットを利用することができます。
・初期費用
契約事務手数料が0円~3,000円なのと、端末代金が0円なので初期費用を安く契約することができます。
・工事が不要
固定回線の場合は自宅に引き込むための工事が必要ですが、モバイルWi-Fiの場合は届いたその日から電源を入れるだけで利用できます。
デメリット
・回線速度
固定回線は、今や光回線が普通になっていて、理論値の最高速度は1Gbps以上となっています。
モバイルWi-Fiは理論値で下り440Mbpsとなっているので、光回線にはおよびませんが、スマホと同等の高速回線が期待できるので、普段使いであれば問題ないレベルです。
・通信エリア
スマホのように電波が届かず使えないということがあるので、契約の前にサービス提供エリアを確認する必要があります。
・通信制限
モバイルWi-Fiは使いすぎると通信速度が制限されます。
しかし、余程のヘビーユーザー(3日で10GB超)でなければ通信制限の心配は要りません。
まとめ
民泊ホストの方が導入した場合は、ゲストユーザーの評価が上がり、宿泊予約数が増える効果が期待できます。
外国人観光客であっても、提供会社が多言語でサポートしてくれるので、ホストの負担が減ることだけでなく、さらにゲストユーザーの評価が上がることでしょう。
個人で利用する場合でもモバイルWiFiのデメリットである「通信エリア」と「通信制限」をクリアできれば、月額料金を安くインターネットを利用することができます。
外国人観光客や宿泊者へのレンタル、もちろん個人での使用にも低価格で便利なモバイルWiFiルーター。
仕事での出張や数人での外出、観光、キャンプ、行楽にも使えて数人でWiFiの共有もできます。
モバイルWiFiルーターを契約期間の縛りなしでレンタルでき、民泊WiFiとしても利用できる3社の紹介でした。