こんにちは、まこきちです。
今回ご紹介するのは、こちらです。
邦画:【おくりびと】
監督:滝田洋二郎
公開:2008年
時間:2時間11分
第81回アカデミー賞外国語映画賞、第32回日本アカデミー賞最優秀作品賞
主な登場人物
本木雅弘、広末涼子、余貴美子
吉行和子、笹野高史、山崎努
納棺師という仕事と絶メシ的なフグの白子
先日、義理の母が亡くなりなりました。
葬儀の際に納棺の儀に立会うことがあり
納棺師の方の正確で愛情のある所作に感心しながら
この映画「おくりびと」を思い出しました。
納棺師という仕事
納棺の儀の内容
納棺師は女性の方で
皆様どうぞお近くにお寄り頂いて見守って下さい
と言ってくれました。そして
口に綿を含ませる
体を清める
白い経帷子(きょうかたびら)を着せる
白い鉄甲(てっこう)、脚絆(きゃはん)、足袋を着せる
(遺族に縦結びに結ぶよう手伝いをお願いしていました)
ドライシャンプー
顔剃り
お化粧
手は合掌させ数珠をかける
遺族が6人ほど支えながら棺に納める
旅支度に必要な入れ歯や衣類などを棺に納める
棺に蓋をする
このような内容で納棺の儀を行うことができました。
時間にして1時間ほどでした。
粛々と愛情を持った所作
体を清めるところや
白い経帷子(きょうかたびら)に着せかえる所など
淡々と動作しているんだけれど
しっかりと愛情をもって着せていただいているのが
私には伝わってきました。
顔も自然なお化粧をしていただいたら
義理の母の顔が若返ってみえると
遺族、親族みんなでよろこんでいました。
映画の中の納棺師:本木雅弘
映画の中の納棺師:本木雅弘さんの演技も
粛々と愛情を持った所作で納棺の儀を行っているのがわかり
こんなに素晴らしい映画だったんだと
今更ながらい思い涙を流しながら観ました。
絶メシ的なフグの白子
生きるためには死んだものを食べなければいけない
映画の中で山崎努さんが
「死ぬ気になれなきゃ食うしかない、食うならうまいほうがいい」
「旨いんだなぁ・・・困ったことに」と本木雅弘さんと
フグの白子を美味しそうに食べる場面があります。
人間を含め動物が生きるには他の生き物の命を食らうのは
ごく普通のことですが、きれい事ではすまされないことでもあります。
だから生き残った者は死者の旅立ちを見送って
自分が生きていることを実感しなければいけないのかもしれない。
まこきちの感想
涙で感動☆☆☆☆
死をテーマにしている作品ですが、重過ぎず、軽くもない。
自然な捉え方で物語が進行していきます。
洋画の多くに見られる、結論を伝える為の映画ではなく、
見た人に考えて貰うための映画。
感動したし、いっぱい考えさせられました。
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お義母さんが亡くなったのはとてもつらいけど
妻が「お母さん!」と問いかけて泣いていたのが一番つらった
思い出すと今でも涙が出てきます。
お義母さんありがとう、安らかにお眠り下さい。
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以上、まこきちの考察と感想でした。
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